ジャニヲタの就活

おはようございますこんにちはこんばんは初めまして。

私が今年大学4年生で経験した就活を纏めておきたくて書きます(誰の役にも立たないと思うのであまり参考にはしないでね)

まず、私の学生としての生い立ち。

小中学生の頃はそろばん習ってた事もあって算数、数学が大好きでした。あとパソコンイジるのも大好き。小1の頃には確か、ブラインドタイピング(キーボード見ないで早く打つやつ)出来てました。

そして高校進学。普通なら商業系とか理系に進むところだけど私は結果色々あって英語科に行きました。中学生の頃めっちゃ英語嫌いだったのにこんな科に進学して最初不安と後悔しか無かったんだけど、そのお陰で人生一生付き合っていくであろう友達にも出会えたし、最高のヲタクにも沢山出会えたし、何だかんだ毎日楽しくて、今考えても高校時代が人生で1番頭イカれてて楽しかった。

で、普通だと「将来」について考え始める頃だと思うんだけど私は

まっっっっっっっったく考えてなかった！

この頃はSexy Zoneの事しか考えてなかった。

ホントに。

マジで。

自分の事なんて何一つ考えてなくて、でも母には「大学行けよ～」って言われてたので仕方なく行く事にして、受験もしたくなかったから学校の推薦で確実に入れる家から通えるところで選んだ。まぁ、推薦だから面接のみでもちろん入学出来た。で、忘れもしない1月15日。皆はセンター試験頑張ってる時に私は呑気に帝国劇場、ジャニワに行った。Sexy Zoneの事しか考えてなかったから。

そして無事に大学生になった。けど、特段何か夢があるわけでもなく、やりたい事があるわけでもなく、Sexy Zoneに会うための資金を稼ぐために地元のお花屋さんでバイトをしながら大学生活を送った。大学生=サークルみたいなところもあるけど私はサークルにも入ってない。だから友達もぜんっぜん出来なかった！！！(正直3人くらい)(大学に入っても高校の同級生と遊ぶ方が多かった)

さぁ…ここからが本題です。(前フリ長ぇ)

2018年3月1日。就職活動解禁。

男子も女子も皆スーツを身に纏い、黒髪お化けに変身します。

……………

……でもね！！！！！

私！！！！！

まだ髪の毛緑だったの！！！！！

就活解禁よりも大事なことあったから！！！！！

そう！！！！！

repainting tour～！！！！！

私の脳内はSexy Zone＞＞＞＞＞就活

(こんな感じ)

それでも仕方なく一応3月にあった就活イベントにはスーツを着て、緑の毛は隠して参加しました。すっごい軽いノリで。業界研究とか企業とかそんなの知ったこっちゃねぇよ的な感じでとりあえず参加しました。

この時点でまだ何も決めてない。

でもそれよりもSexy Zoneのライブ。とりあえずrepaintingの初日が終わるまでは何もしないと(勝手に)決めてました。

で、repaintingきたえーる公演も終わったのよ。「さぁ就活とやら…始めてみますか…。」と重い腰を動かし仕方な～く…髪を黒く染めます。(正直ずっと緑でも過ごせるんじゃね？って思ってた。ナメてた。)

正直何したらいいか分からないから就活アプリを一通りダウンロードしてみる。エントリーもしてみる。企業から説明会のお知らせとか来る。大学からも就活関係のメール毎日毎日死ぬほど来る。(めちゃくちゃうざい。ブロックしたくなる。)

4月。解禁から1ヶ月。でも特に何もしてない。

だって、ゴールデンウィークには

repainting tourが控えてたから！！！！！

まだこの時も余裕でSexy Zone＞＞＞＞＞就活

そう、私は色んなことを理由にしてとりあえず就活から逃げ続けたのです！てか、全然余裕で就職なんてできると思ってたから。

ほら、学生が有利な市場だって言われてたし～まだ全然余裕じゃね～そんな事よりヲタクしてた方が楽しいわ～～～アハハ～～～みたいな。

5月。

で、アホだから横アリ公演めっちゃ入った。遠征組の就活生とは思えない。

3月から私の言い訳になっていたrepaintingも終わったところで、そろそろヤベェなと思って2つくらい面接受けた。もちろんダメなんだけど。受かるわけないんだけど。でもまだ結構余裕ぶっこいてた。

6月。解禁から3ヶ月が経ち本格的に面接が行われ、頑張っていた就活生なら徐々に就職先が決まっていく時期です。この頃は周りの人達も就職先が決まっていたりして「あ～私もう一生就職なんて出来ねぇな～人間として社会に求められてないんだわ～あ～もう死のう～無理～～～」って毎日思ってた。でも仕方なく合同説明会へ足を運ぶ。そんな時たまたま話を聞いた企業が私の運命を変えるのです…。

なんかこの頃やっと(やっと)「就職するならIT系かな～」とざっくり思い始めていて、本当にたまたま立ち寄り話を聞いた。それも1列目のど真ん中の席で。それに加え人事のおっちゃんめっちゃ優しくて一気に興味持って(チョロい)単独説明会にも行く事に。

7月。バッチリ当たり前のように、ワクワク學校にも行っていた私。その数日後にはこの前のIT系企業の1回目の面接が決まっていた。急いでエントリーシート提出して面接に向かうと、待っていたのはあの優しい人事のおっちゃん。1:1の面接だったけど、もはや面接というかおっちゃんから『次の面接に向けてのアドバイス講座』みたいな感じだった。全然緊張しなかった。名目だけの面接が終わったところでおっちゃんから「本当はあと何度か面接あるんだけど、〇〇さんは次最終面接でいいから！ガンバッテネ！」と言われ、

「…っえ……？待って待って……？！…意味わかんないから…？！おっちゃん……？！」

そんな気持ちで殆ど放心状態で家に帰ってきた。自分の中での目標『24時間テレビまでには就活終わらせる』というのがもしかしたら叶うかもしれない、終わりが見えてきたかもしれない、そんな心境。

8月。最終面接の日が迫ってたんだけどその前におっちゃんから電話来た。「面接で私が聞くところだけ教えておくから考えておいて！」

おっちゃん～どんだけ優しいん～～～ㅠ_ㅠ

「これ以外はもう一人の人が質問するからどんなこと聞くか分からないけどきっと大丈夫！ガンバッテネ！！」

おっちゃんいっつも私に「ガンバッテネ！」って言ってくれるの、チョロヲタだから凄い嬉しかった。軽率に「応援してくれるから頑張ろ…」って思えた。

最終面接の日。心臓バクバクだったけど面接始まるまであの優しいおっちゃんが一緒にいてくれたから何だか凄い癒された…。

面接はそのおっちゃんと関西弁のおばちゃんの2:1だった。もちろん緊張したけど関西弁だからかめちゃくちゃ喋りやすかった。色々質問されたけど『北海道以外には出たことある？出ることに抵抗はない？』と質問されて

抵抗も何も私遠征しまくってるや～ん！！！出まくってるや～ん！！！

ってそんな展開になったのでめちゃくちゃ今までの遠征の話とか東京の話とかした。心底ジャニヲタで良かったと思った。

面接後関西弁おばちゃんから「それじゃ、内定の方向で話進めるけどいい？」と言われ私の心の中で念願の「内定」という2文字がエコーかかってずっと再生させれた。飛び跳ねたいくらい嬉しかった。おっちゃんにも「よかったね！来年から同じ会社の人間じゃん！」って褒められた。嬉しかった。

外に出た瞬間、真っ先に相方にLINEした。

「やったー！」でもなく、

「嬉しい！」でもなく、

「これで心置き無く24時間テレビに臨める………！」と。

と…まぁこんな感じで私の就活は無事に目標も達成し終わったんですけど…！(ここまで約3200字)

これから就活生になる人に言いたいのは、

多分どうにかなる…！

こんなちゃらんぽらんな夢も希望も無い奴でもどうにかなったから、きっとどうにかなる。貴方の頑張りを見てくれる企業はきっとどこかにある。

あと、ジャニヲタってめちゃくちゃ話題豊富だから面接でガンガン推していっていいと思う。遠征の話もだし、どうやって担当を応援しているかとか、そのためにどんなことしてるかとか、SNSで増えたヲタク友達とか…、私はゼミの先生に話したら「それ面接で使えるよ」って言われたからきっと大丈夫。

あと、就活だからヲタク控えよう…とか別に思う必要無い。いや…私みたいな限度無い奴はダメだと思うけど、「次の現場あるからそれまで就活耐える！頑張る！」ってモチベーション上げること出来るからヲタク最強。

自分の良い所とか悪い所とか沢山考える事もあって「面倒くさ～…」と思うけど今改めて考えると、多分一生に一回しかない良い時間だったのかなとも思える。

就活が終わったという事は、社会人としての人生のスタート地点が決まったことに過ぎないわけで。寧ろここからがスタート。

学生と名乗れるのもあと半年。

Sexy社会人になれるように、人生最後の夏休み、悔いのないように楽しみます。

Sexy Zoneと共に24時間テレビを目標に駆け抜けた今年2018年は濃い素晴らしいものでした。

本当にありがとう。

いよいよ来週だね！！！！！

た！の！し！み！！！！！

Sexy時代は来るぞ…！！！！！